寺地拳四朗が新年初練習 2025年の目標は「4団体統一か世界3階級制覇」
プロボクシングのWBC世界フライ級王者の寺地拳四朗(32)=BMB=が2日、練習拠点にしている東京・練馬区の三迫ジムで今年初のジムワークを行った。早速、若手選手2人と計6ラウンドのスパーリングを敢行。スタンディングダウンを奪うなど圧倒した。 昨年は12月30日まで練習し、大みそかと元日は休養。この日の朝に約5キロのロードワークを行って、夜にはジムワークでしっかりと汗を流した。「ボディーの打ち分けとかディフェンスを意識してやった」と今年初のスパーリングを涼しい顔で振り返った。 今年の目標は「できれば4団体統一したいし、それか世界3階級制覇か」とし、「統一が無理そうなら階級を上げようかな。あんまり縛られないようにはしています」と流れに身を任せる構えだ。次戦は3月中旬に日本開催で、WBA王者のユーリ阿久井政悟(29)=倉敷守安=との王座統一戦が濃厚となっている。 プロ戦績は寺地が25戦24勝(15KO)1敗、ユーリ阿久井が24戦21勝(11KO)2敗1分け。(尾﨑陽介)