ブックメーカーオッズは大坂有利!…海外メディアは全米OP決勝の大坂なおみvsアザレンカをどう予想しているのか?
スポーツサイトのSportskeedaは、決勝の展望記事の中で、過去の対戦に触れ、「日本選手(の大坂)が2勝1敗で直接対決をリードしている。2016年にはピークだったアザレンカがランク下位の大坂に勝利したが、その後は、状況が変わり2018年のローマ、2019年の全仏オープンで大坂が連勝している」と指摘。 「2019年の全仏での対戦は高いレベルでの競り合いとなった。大坂はアザレンカを4-6、7-5、6-3でかわし、多くの人々が、この年の最高試合の1つだったと評価していた」と続けた。 そして2人のここまでの戦いぶりを分析。アザレンカについて「今、安定してリターンを深く返しており、大坂のセカンドサーブに対して確実にダメージを与えることができる。これはブレイディが準決勝で大坂に活用できなかった部分だ。(アザレンカの)動きも素晴らしく、コート全体を使って相手を動かしている」と評価。 一方、大坂ついても「準決勝でアザレンカがセリーナ・ウィリアムズから受けたのと同じような困難を彼女にもたらすだろう。ボールは、常に強く返され、ベラルーシ選手(のアザレンカ)は素早く反応しなければならない。第4シード(の大坂)は若くパワフルで何事にも動じることなく集中してプレーしている。また大坂は、セリーナよりも動きはかなりいい。このことは決勝における重要な要素となるかもしれない」と分析した。 同メディアは、「アザレンカは決してやさしい相手ではないが、オッズは大坂有利に積み上げられている。どちらが勝利を収めようが、決勝は、とても面白い試合となる要素がある」としたが、最終結論としては、「大坂が3セットで勝つだろう」と予想した。 また英国のテレグラフ紙は、「ベラルーシ選手(のアザレンカ)は、彼女の息子の親権争いが人生の多くを占める中で引退を何度も熟慮してきた。だが、最後のグランドスラム決勝から7年後の今、3度目のメジャータイトルを獲得する機会を得ている。ただ、彼女は、準決勝でブレイディに競り勝って2つ目の全米オープンタイトルを狙う大坂を上回る必要がある」とし、ブックメーカーのオッズが、大坂が1.57倍、アザレンカが2.40倍で大坂有利であることを紹介している。