モナコ南野拓実の“正真正銘”ループ弾が決勝点!! リーグも「素晴らしいフィニッシュ」と称える一発で白星発進に貢献
[8.17 リーグアン第1節 モナコ 1-0 サンテティエンヌ] モナコは17日、リーグアン開幕節でサンテティエンヌと対戦して1-0で勝利した。MF南野拓実はフル出場。VARの介入で取り消された幻弾のほか、正真正銘となるチームの今季第1号ゴールを決めるなどして存在感を示した。 【写真】南野ループ弾をリーグが絶賛「素晴らしいフィニッシュ」 南野は前半21分、FWブレール・エンボロのフリックに抜け出すと右足を振ってゴールネットを揺らす。先制点かと思われたがVARが確認した結果、南野の位置がオフサイドポジションだと判明。ゴールは取り消しとなった。 それでも前半28分、DFバンデルソンのロングフィードに南野が反応。ペナルティエリアに入ったところでダイレクトループを放つと、ボールはGKの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。しかし副審の旗が上がってオフサイドの判定を受けた。またも幻のゴールかと思われたが、今度はVARが南野のオンサイドを確認。南野の得点が認められ、モナコが先制に成功した。 この得点にリーグアン公式Xは「素晴らしいフィニッシュで今季初得点を決めた」と反応。南野は昨季のリーグ戦で2桁得点まであと1ゴールに迫る活躍を見せ、今季は開幕戦からゴールを奪う快調スタートとなった。 1-0で折り返した後半2分、南野はPAの外からシュートを打つ積極性を見せる。同6分にはエンボロの落としを受けて決定機を迎えたが、間合いを詰めたGKゴーティエ・ラルソンヌルに防がれた。 さらに後半31分、MFマグネス・アクリウシェがドリブルで右サイドを突破し、PA内中央の南野にパスを送る。南野はダイレクトでゴールを狙ったが、GKの正面に飛んで追加点とはならなかった。 直後には南野の得点を巡る判定に関与した副審サイドで、三度VAR事案が発生。今回はサンテティエンヌが同点弾を決めたかに思われたが、ゴールインまでの過程でオフサイドがあったことが判明してノーゴールに修正された。 試合はそのまま終わり、モナコが1-0で勝利した。