流経大柏、10トライ快勝 2回戦は前回覇者で1カ月に1度は練習試合を行う間柄の桐蔭学園と激突
第104回全国高校ラグビー1回戦(27日、流通経済大柏60-7富山第一、花園Ⅰ)30大会連続出場の流通経済大柏が快勝した。高校日本代表候補のNO・8野口健主将(3年)は「ラグビーの根本的な部分をしっかりやることができた」とうなずいた。 前回大会8強の常連校は、前半2分にFB高梨太吾(2年)のトライで先制。その後も攻守で主導権を握り、計10トライを挙げて富山第一を突き放した。 2回戦の相手は前回覇者の桐蔭学園(神奈川)。1カ月に1度は練習試合や合同練習を行う間柄だ。今月15日に合同練習を行ったばかりで、相亮太監督(43)は「お互いに何をやってくるか分かっている。一番、桐蔭学園を知っている自分たちが、花園で挑めるのはモチベーションが上がる」と選手たちの奮闘に期待を込めた。 中2日で迎える大一番へ、「自分たちの持ち味であるフィットネスやランを最大限出せるように準備したい。(勝つ)自信はあります」と野口。高め合ってきた相手と、聖地で火花を散らす。