藤原彰子役も話題! 見上 愛さんに教わったこと。「男は」とか「オヤジは」とか主語を大きくして語ってはいけません
世のオヤジを代表して作家の樋口毅宏さんが時代の先端を走る女神たちに接近遭遇! 今回のゲストは、俳優の見上 愛さんです。非常に聡明でしっかりした考えをお持ちの23歳。樋口さんも教わることが多いのでした。 樋口毅宏の「手玉にとられたい!」
『さらば雑司が谷』『タモリ論』などの著書で知られる作家の樋口毅宏さんが、時代の先端を走る女神たちの魅力に迫る連載対談企画「樋口毅宏の手玉にとられたい!」。 今回のゲストは、いま注目の若手俳優、見上 愛さん。2019年のデビュー以来、映画やドラマ、舞台、CMと次々に出演し印象的に残る活躍を続け、今年は大河ドラマ「光る君へ」にも初出演を果たしました。8月29日には、Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」の配信がスタート。作品について伺った前編に続いて後編では仕事観やプライベートの楽しみについても伺いました。
「俳優に限らず色々な表現を知って、色々な分野でやっていきたい」(見上)
樋口毅宏さん(以下、樋口) デビューから丸5年が経ちました。今年は特にドラマ出演が続き、大河にも出られたし、映画でも単独主演を果たすなど、仕事の幅が広がって一気に世に名前が出たという印象です。デビュー当初から、こうなるんだ! みたいなイメージはあったんですか? 見上 愛さん(以下、見上) 全然なかったです。でも、いま、特に違和感もないです。いろんな仕事をさせていただいていることも、割とすんなりと受け入れられているという感覚です。 樋口 めちゃくちゃ忙しいですよね。 見上 私は忙しい方が好きで、小学生の頃から1日のうちに3つとか習い事を詰めたりしていたんです。同時に何かやってる方が心のバランス的にも凄く良かったんです。大学とお仕事を両立してたこととか。だから今忙しくさせていただいてるのも自分に合っているんです。マルチタスクが好きなので。 樋口 ご両親はお喜びでしょうね。芸能界に入ることに反対されたりはしなかったですか? 見上 反対はされなかったですね。自分の人生だから、自分で決めて責任も自分で取りなさいという考えなので。父が音響系の仕事だったのもあり抵抗はなかったみたいです。でも私が女優として表に出ることになった時はびっくりしてました。