【過酷】9月後半なのに県内6観測地点で「猛暑日」…県民から「もうちょっと勘弁して」悲鳴も(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
厳しい残暑が続いています。19日、静岡県内では、浜松市の天竜で36.7度、中央区で36度など6つの観測地点で猛暑日となりました。 (街の人) 「残暑っていう表現があっているか分からないが、思い切り夏みたいな感じになっているので、体調管理が一番難しいところっていうのがある。もうちょっと勘弁してほしいっていう能な感じ」 (街の人) 「暑いですけど、ちょっとだけ風があるのでなんとかなってます。去年もおととしもそうだったから、いい加減にしろって話ですけど」 (辻本 真生 記者) 「静岡市駿河区の海沿いに来ています。暑さの影響か公園内に人の姿はほとんどみられません」 海沿いでは、公園以外でも午前中から厳しい暑さで人通りが少なくなっていました。 (街の人) 「結構暑いです。肌がじりじりするような暑さで秋とは思えないです」 (街の人) 「9月なのに暑くて、わんちゃんのお散歩に来たのに全然歩かせられないです。地面が熱すぎてずっと抱っこで」「暑い?汗かいちゃったね」 Q.9月の暑さで困ってることは? 「公園遊びを本当はさせたいが、滑り台とかが熱くて熱くて遊ばせられないです。早く外でいっぱい遊びたい」 近くにあるジェラート店では、9月下旬を迎える今でも、お客さんが多く訪れるといいます。 (店員) 「例年と比べると、お客さん、結構まだまだ暑いので、いらっしゃっていただいていますね。景色を見ながらジェラートを食べるっていうのが、やはり、皆さん楽しんでいただいているみたいで」 一方、県東部の三島市は…。 (坂井 太一 記者) 「午前11時、まだ午前中ですが、9月半ばとは思えないほど暑いです。少し立っているだけで熱くなっていますし、手すりも熱をもってますね」***** 朝8時の時点ですでに30度を超えていた三島市。その後も気温はぐんと上がり、19日の最高気温は35.3度、猛暑日となりました。 (街の人) 「暑いです我慢しています。」「秋服を早く着たいんですけど暑いじゃないですか、なので色だけは秋冬にしてあとは半袖で暑さをしのいでいる」 アパレルショップも“この暑さに対応”していました。道行く人の目につきやすい店頭に置かれていたのは…。 (エルエージェニー 酒井 由佳さん) 「薄手な夏物のサラサラパンツだったり、レースのカーディガンを販売しています、暑いので夏物の方がまだ食いつきがいいので、外になるべく出して、最後の夏物の処分をしようと思っています」 店内はもちろん秋冬がメーンですが、まだ夏服も販売しているようです。 (エルエージェニー 酒井 由佳さん) 「本音はもっと早く涼しくなって ほしい、今の時季はセールでしか売れないので、秋物を早くプロパー(定価)で売れるよう な季節になってほしい」 こちらは陶器を販売する店です。店からは涼し気な音が聞こえていました。 (みはまや陶器店 勝俣 順子さん) 「涼しくなってきたらしまおうと思っているんですけれど、全然涼しくならないので、気分だけでもお客様に涼しんでもらおうと思って、風鈴はまだ出しています」 まだ、暑い日が続いているため、多い日で5、6個ほど売れているといいます。 (みはまや陶器店 勝俣 順子さん) Q.勝俣さん自身 暑さは? 「もうだめです。朝 来たときに 風鈴の音を聞くだけで自分も涼しくなるので、まだ出しておきたい」 浜松市中央区の「浜名湖ガーデンパーク」。いつまでも終わらない猛暑に、園内の花々にも影響が出ているようです。例年なら9月上旬に見頃を終えるサルスベリが、この暑さで、また咲き始めたそうです。 (浜名湖ガーデンパーク 谷口 充 所長) 「この季節の異常な気候によって、だいぶペースが乱れているという感じがする」「こちらは白とピンクのグラデーションのリコリス(彼岸花)だが、今度22日お彼岸だが、そこに向けて、今見ごろになっているという感じだが、やはりこの暑さで一旦咲いてしまったお花が、非常にもちが、やはり例年よりも傷みが早いという感じで、今週の見ごろを見ていただけるようにお勧めする」 県内は20日も厳しい残暑となる見込みです。この暑さ一体いつまで続くのでしょうか?