東洋大姫路 5番・高畑知季が高校初本塁打「打ったことはないですけど入ったと思いました」
◇明治神宮大会 高校の部1回戦 東洋大姫路10―0聖光学院(2024年11月20日 神宮) 高々と舞い上がった打球が左翼ポールに直撃すると、満面の笑みでダイヤモンドを一周した。東洋大姫路の5番・高畑知季内野手(2年)は初回2死一、二塁から決勝の先制3ランを放ち5回コールド勝ちに貢献。高校初本塁打を全国の舞台で放ち「(高校で)ホームランを打ったことがなかったので。打ったことはないですけど入ったと思いました」と喜んだ。 得意の守備でも堅実なプレーを続けた。雨でぬかるむ難しい状況の中、危なげなく打球を処理し続けた。学校の雨天練習場と神宮の芝が同じことから、今大会への出場が決まると芝の上での練習を繰り返してきた。 チームも明治神宮大会初勝利で勢いが増した。「勝ち続けることはいいこと。次も自分らしいプレーで勝利に貢献できれば」と攻守ともにさらなる活躍を誓った。