異なるチェーン間の取引を容易にするチェーン・シグネチャー:NEAR財団
ビットコインネットワークでDeFiのスマートコントラクト
NEARは、チェーン・シグネチャーを導入することで、借り入れ、貸し出し、取引といったDeFi(分散型金融)の活動を容易にすることができると主張する。 「この機能により、ブロックチェーン上の資産の流動性と有用性が飛躍的に拡大し、シームレスで効率的な金融エコシステムが構築される」とNEARはプレスリリースで述べている。 NEARのチェーン・シグネチャーは、例えば、従来スマートコントラクトをサポートしていなかったビットコインのようなブロックチェーンでDeFiを可能にすることができる。 CoinDeskの取材に対し、コール氏は「それをある種追求するようなアプリケーションを稼働している。ビットコインとその他あらゆるチェーンとの間での取引を可能にする分散型取引所だ」と述べた。 ビットコインはここ数カ月で活発な動きを見せており、レイヤー2ネットワークやNFT(非代替性トークン)をビットコインネットワークに持ってくることを目指すプロジェクトが登場している。 「私たちのテクノロジーが可能にするのは、ビットコインネットワーク上でビットコインを保管するNEAR上のスマートコントラクトだ」と、コール氏はCoinDeskに語った。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Shutterstock|原文:NEAR Pushes 'Signatures' on Mainnet, in Growing Trend of Chain Abstraction
CoinDesk Japan 編集部