大ヒット作「かのかり」と中野市がコラボ 番外編で地域の魅力発信【長野・中野市】
現在連載中のラブコメ漫画、「彼女、お借りします」。 中野市出身の人気作者がふるさとを舞台にした作品を制作し、地域おこしに貢献します。 週刊少年マガジンで連載中の「彼女、お借りします」、通称「かのかり」。 大学生らのラブコメディー作品でアニメやドラマにもなるほど人気を集めています。 ■中野希友未アナウンサー 「コミックス累計発行部数は1300万部を突破!アニメやドラマにもなるほどの人気作品の作者が生まれ育ったのは、中野市なんです。」 「かのかり」の作者・宮島礼吏さんは中野市出身。市内の高校卒業後、都内の専門学校などを経て漫画家デビューしました。市も、街を上げて応援! ■中野市企画財政課・江沢昴さん 「こちらが、宮島礼吏先生を紹介するコーナーになります。」 市役所の待合スペースには、「かのかり」だけでなく、これまで手掛けた作品もずらり。 この週末に発行された今月号の市の広報誌には、作品のヒロインが! 市は、「かのかり」を生かして地域活性化につなげたいとコラボ事業を依頼。 「ふるさとのためなら」と快諾してくれた宮島さんの提案で決まったのが、「かのかり」番外編となる短編作品の制作です。 ■中野アナ 「番外編の短編漫画には、バラの公園として知られる一本木公園や…市営野球場も、宮島先生のゆかりの地として登場します」 番外編の舞台は中野市で、本編とリンクする内容になっています。 SNSでは… ■SNSの声 「激アツだぁー!かのかりコラボとか最高です!」 ■SNSの声 「中野市行かなきゃ!!!」 宮島さんも、自身のXで… ■宮島礼吏さんの公式XよりVO 「18年間生まれ育った故郷とのコラボが決まりました。完全描き下ろしのかのかり番外編です。恥部をさらけ出すつもりで描いていたら、数ページの予定が20ページ以上になっていました。」 市は、番外編に登場する場所にアクリルスタンドを設置したり、AR技術を使って漫画に出てくるシーンを現実世界に再現したりして「聖地」としてPRしていきたい考えです。 実はこの企画の発起人が… ■中野市企画財政課・江沢昴さん 「うれしさを言葉では表現しきれないんですけれども、本当に光栄なことで、先生には感謝しかない。市外、県外の皆さんに来ていただいて、にぎわっている様子を市民の方に体験・体感してもらえれば幸い」 番外編は冬に完成し、12月8日にはコラボイベントを開く予定です。