急転直下の日本株相場で今から注目したい「2023年期待株」
週末2日の急落で、にわかに雲行きが怪しくなり始めた日本株相場。2023年を見据えて、今から検討しておきたい銘柄をピックアップした(写真:ブルームバーグ)
12月2日の東京株式市場は、日本時間の同日夜に発表されるアメリカの11月雇用統計を前にして、買い手控え姿勢が強まった。そうした中、現物株式の取引時間中に外国為替市場で1ドル=135円台前半へと円高ドル安が進行したことを嫌気して、輸出関連株に安いものが目立った。 日経平均株価の下落幅は一時、前日比500円超える場面もあるなど、急反落となった。終値は前日比448円18銭安の2万7777円90銭だった。 来週(12月5~9日)の東京株式市場は、翌週13日に発表されるアメリカの11月消費者物価指数(CPI)や13~14日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)開催を前にして、模様眺め気分が強まりそうだ。 2日に日経平均が25日移動平均線(2万7844円)を下回ったことで下振れ懸念はあるものの、積極的に売り込む動きは限定的とみられ、大幅下落は回避されそうだ。来週の日経平均の想定レンジは2万7300~2万8100円とする。
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冨田 康夫