適材適所の収納、新居に9つのニッチをつくったら自然に片づく家に
壁の一部をくぼませて「ニッチ」をつくると、もの飾る場所になり、収納としても便利です。6年前に注文住宅を建てたライターは、玄関や洗面所、リビングなどに9つのニッチを設置。狭くて大きな収納棚が置けない場所でも、ニッチのおかげで、適材適所に収納スペースを増やせました。おかげで家じゅうすっきり! 【図面】わが家の間取り
家づくりではLDKや水回りに9個のニッチを設置
筆者は2018年にハウスメーカーで、延床面積32坪の家を建てました。この家に夫と3人の子どもと一緒に暮らしています。 家を建てる際に、玄関やLDK、水回りの壁に「ニッチ」をつくりました。それは以下の理由から。 ・ディスプレイ用のニッチは、おしゃれですてきという憧れがあった ・狭い場所でも、壁厚を利用したニッチなら設置可能。収納として便利に使えそう 実際に設置したニッチは、全部で9個(上の図面参照)。 ・水回りの壁に、扉つきニッチ(トイレ・洗面所・脱衣所に1つずつ) ・キッチン横の壁に、リモコンニッチ ・キッチンカウンター下の壁に、横長ニッチ ・LDKにマガジンラックニッチ3つ(キッチンに1つ、畳コーナーに2つ) ・玄関の壁に、ディスプレイ用ニッチ 住んで6年。それぞれのニッチが大活躍しています。詳しく紹介しましょう。
水回りにつくった3つのニッチは収納として活躍!
2階のトイレと、洗面所、そして脱衣所の壁につけたニッチは、収納として大活躍しています。いずれも内側の寸法が縦84.5×横24×奥行き12cm。上半分は扉つき、下半分はオープン棚になっています。
●トイレのニッチ
トイレのニッチのオープン棚には、予備のトイレットペーパーや掃除用のウェットシートを置いています。余った部分には、持ち込んだスマホを置くことも。 扉の中には、サニタリー用品(生理用品や掃除用品、消臭剤など)を収納しています。トイレで必要なものをさっと取り出せるので、とても便利です。
●洗面所のニッチ
洗面所のニッチは、コンタクトレンズのケースや、メガネなどを置く場所として使用。扉の中には、コンタクトレンズの買い置きや、ヘアブラシなども収納しています。 5人家族には少し手狭な洗面所ですが、このニッチのおかげで使い勝手がよくなったと思います。