中尾明慶さん、ナイトゴルフで弱点をさらけ出す!?
「ドライバーを使わないショートホールは、プレッシャーが少ない(笑)」(中尾さん)
2番パー4もフェアウェイをキープできず、さらにアプローチもミスをしてトリプルボギー。
3番パー4もラフからの2打目がロストボールになり、連続トリプルボギー。
中尾 流れが良くないですね(笑)。 山形 100切りが目標なら、無理にパーオンを狙う必要はありません。セカンドショットは確実にミスにならないクラブでグリーンの近くまで運べばOK! そうすると、得意のアプローチで寄せられます。 中尾 えっ、アプローチが得意そうに見えますか!?
山形 ここまでの3ホールを見ていて、アプローチショットとショートパットは十分に100を切れるレベルだと思いました。アイアンもまずまずで、一番の問題はドライバーです。 中尾 そうなんですよ。最近、とにかく曲がり幅が大きくて悩んでいます。
4番はパー3。7番アイアンで打ったティーショットはグリーンに届かなかったが、アプローチをピンまで2メートルの位置に付けるナイスショット。
パーパットは惜しくも外したものの、タップインのボギー。 山形 今のアプローチは完璧でしたよ。こういうペースでボギーがとれれば100は切れるんですけどね。 中尾 ドライバーを打たないホールはプレッシャーが少ないです!
次は、名物ホール5番パー5。レギュラーティーから594ヤードというロングホールではドライバーショットを曲げて左のラフにつかまり、そこからダブルボギー。
中尾 今のところ、ラフからのショットをほとんどミスしちゃって……。 山形 この季節はラフが長いから厄介です。 中尾 どこに気をつければいいですか? 山形 中尾さんのスイングはカラダの動きに対して、手の運動量が少ない。意識的にもっと手を使ったほうがいいです。
中尾 そうなんですか!? 手を使うと手打ちになっちゃいそうな……。 山形 それだけカラダが回っていたら手打ちになりません。むしろ、アマチュアゴルファーのみなさんはボディターンを意識しすぎて、手が使えていないタイプが多いです。 中尾 先生も手を使っているんですか? 山形 めちゃくちゃ使っています。アイアンを打つ時はダウンスイングで右手の平を下(地面)に向けていく感じです。 6番パー3はボギーでしのぎ、7番パー4もアプローチを寄せてボギー。「手を使う」アドバイスを受けて調子を上げていましたが、8番ホールはドライバーをミスして再びトリプルボギー。 一方、山形プロは8番ホールを終えて2バーディ・ノーボギー。アンダーペースで順調にラウンドを続けていました。