広まれ平高の普及活動 高知県から6人来訪 幼児への教え方、植田監督ら説明 /島根
<センバツ2020> 第92回選抜高校野球大会に出場する平田高(出雲市平田町)を22日、高知県高野連の酒井粋副理事長や同県内の指導者ら計6人が訪ね、大会選考委員会で高く評価された野球普及活動について学んだ。同校野球部の植田悟監督や島根県高野連の万治正専務理事らが、特に幼児に野球を教える際のメニューや道具などについて説明した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 終了後の取材に、酒井副理事長は高知県でも普及活動は行われているものの十分ではないとし「野球人口減少への危機感を指導者たちにも強く持ってほしい」と願った。万治専務理事は「(普及活動が)他県に広まってほしい。それが平田が21世紀枠に選ばれた意味だと思う」と話した。【柴崎達矢】