韓国 きょうのニュース(10月10日)
◇韓国とASEAN 包括的戦略的パートナーシップ樹立 韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が10日(現地時間)、「包括的戦略的パートナーシップ」の樹立を骨子とする共同声明を採択した。共同声明は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領のASEAN関連首脳会合出席を機に採択された。韓国大統領室は、1989年に韓国とASEANが対話関係を樹立してから35年で最高レベルのパートナーシップを樹立したと説明した。 ◇セブランス・ソウル峨山病院 下半期の研修医募集で合格者ゼロ 全国の病院で今年下半期に行われた研修医の募集に125人が応募したものの、「ビッグ5」と呼ばれるソウルの五つの大型病院のうち、セブランス病院とソウル峨山病院は合格者がいなかったことが10日、分かった。最大野党「共に民主党」に所属する国会議員が保健福祉部から提出を受けた資料によると、全国の医療機関で計73人の募集があり、125人が志願した。125人のうち52人がビッグ5に志願したが、セブランス病院は合格者が出ず、ソウル峨山病院には志願者がいなかったという。 ◇EV火災でベンツオーナーが集団訴訟 「バッテリー情報偽った」 今年8月、仁川にあるマンションの地下駐車場でメルセデス・ベンツの電気自動車(EV)から出火し火災が発生した事故を受け、出火した車両と同じ「EQE」のオーナーら24人がドイツのベンツ本社や、韓国法人のベンツコリア、国内販売会社などに対して損害賠償を求める集団訴訟をソウル中央地裁に起こした。代理人の弁護士によると、請求額はひとまず原告1人当たり1000万ウォン(約111万円)で今後増額するという。原告側はベンツ側がEQEに搭載されているバッテリーに関する情報を偽ったり隠蔽(いんぺい)したりしたと主張している。 ◇韓日の国防相がテレビ会談 「韓日、韓米日の協力必須」 韓国の金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官は10日、日本の中谷元防衛相と初めてテレビ会談を行い、両国の防衛交流・協力の強化について意見交換した。国防部が発表した。金氏は「韓日両国は価値と利益を共有する核心パートナーであり、両国の国防交流・協力を強化するために随時意思疎通しながら緊密に協力していきたい」と呼びかけた。中谷氏は両国の防衛交流・協力を強化するため、協力していく考えを示した。両氏は北朝鮮問題などで安全保障環境が厳しさを増すなか、韓日、韓米日の緊密な連携が欠かせないとの認識で一致した。
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