シルバ氏が元同僚、久保建英を称賛!「とても面白い子。カリスマやポジティブさが周りに伝染して…」WOWOWインタビューで語る
元スペイン代表MFダビド・シルバ氏が『WOWOW』の独占インタビューに応じ、元チームメイトである日本代表MF久保建英について語っている。 久保建英が見つけた地球上で最高の師匠:シルバの金言が与えた「結果」と特別な関係 現役時代にバレンシアやマンチェスター・シティ、レアル・ソシエダなど活躍し、スペイン代表としても125キャップを誇るD・シルバ。EURO連覇やワールドカップ優勝、4度のプレミアリーグ制覇など数々のタイトルを手にする華々しいキャリアを送ったスペイン屈指の天才MFは、2023年夏に現役を引退している。 そんな38歳のシルバ氏は先日、欧州サッカーのレジェンドたちが集った「DIAMOND CUP OF LEGEND」で来日し、日本のサッカーファンを湧かせていた。そしてその際、今シーズンもチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグを放送する『WOWOW』が独占インタビューを行っている。 そして今回のインタビューでは、ソシエダで1年間共にプレーした久保建英について言及。今季もチームを牽引する日本代表MFについて、以下のように語っている。 「彼の才能やプレーはもちろんだが、彼がとても面白い子なのもとても良いこと。そのカリスマやポジティブさが周りに伝染していてとても良いと思う」 「(具体的な会話の内容は?)彼が冗談を仕掛けていたのは他のチームメイト達だったんだけど、僕にはもう少し敬意をもって接してくれていた。僕は彼よりかなり年上だからね。彼が幼いころに僕のプレーを見ていたことも影響してるかな(笑)。でも彼とは良い関係で、助言することで助けになりたかったんだ。若いうちは誰でも助言を必要としているから、僕も若い頃に助言をもらったように、彼の助けになれるようできる限りのことをしたつもりだよ」 なお久保は以前、シルバ氏から「止まれ、そして見ろ。スペースはいつだって存在しているんだ」とアドバイスを受けたことを明かしていた。それについて問われたレジェンドは、「そういった意味で常に助けになりたいとは思っている。若いと経験していない状況が多い。少しずつ経験を重ねていかなければならないが、誰か助けてくれる人がいるならその方がずっと良い。一旦止まったり、スピードを緩めたりする強弱が必要な状況があったのかもしれないね。時間と共に身に付くことだが、僕自身も既に経験していたから助言で彼を助けられるよう常に努めていたよ」と語っている。 今季のヨーロッパリーグでは2勝1分け2敗で、リーグフェーズ16位につけるソシエダ。12日の次節では、ホームでディナモ・キーウと対戦する。