【DAZN×EL GOLAZO】実力を認め合うライバル同士、町田・FW藤尾と東京V・MF山田の”パリ世代対決”に注目! | Jリーグ
【国内サッカー・ニュース】『DAZN』×『EL GOLAZO』の共同企画『Who’s The Hero』では、毎節の試合から注目選手をピックアップし、試合前の収録したコメント映像をDAZN公式Youtubeチャンネルで配信。J1第15節では、FC町田ゼルビア対東京ヴェルディの”東京クラシック”からパリ世代の二人のインタビューを配信した。 ●【動画】町田 藤尾翔太&東京V 山田楓喜インタビュー
昨季、J2を制して初めてJ1挑戦の権利を掴んだ町田と昨季、J1昇格プレーオフを制し、16シーズンぶりにJ1に帰ってきた東京Vによる”東京クラシック”が初めてJ1を舞台に行われる。そんな因縁のダービーを前に、U-23日本代表では右ウイングのポジション争いを繰り広げるライバルでもある町田のFW藤尾翔太と東京VのMF山田楓喜というパリ世代対決にも注目が集まる。 連勝中の町田はヴィッセル神戸と勝ち点「29」で並ぶ2位をキープ。開幕から快進撃を続けているチーム2位の3ゴールをマークしているFW藤尾翔太は、「やっぱり順位を見ればわかると思いますけど、(J1でも)戦えていると思いますし、やることを相手よりも徹底できているからこそこの順位にいる」と好調の要因を口にし、今節に向けて「監督がよく言うチャンスを決め切る、”一本中の一本”というのが大切になってくるので、ホームでゴールを決めたいですし、ホームで決めることが一番サポーターも喜んでくれるし、僕も嬉しい。自分がゴールを決めたい」と決意を口にする。 対する東京Vは、11戦負けなし。最後の最後まで諦めない粘りで、着実に勝ち点を積み重ねている。だが、引き分けの数はJ1最多の9つ。ここまで3ゴールをマークしている山田は、「全員が諦めない気持ちを持っているので、負けないのはいいですけど、勝ちたいというのはあるので、負けないから勝てるヴェルディにしていきたい」という意気込みを明かし、そのために「最初の1秒から自分が出ている最後までフルスロットルで、チームのために走る、戦う、チャンスがあれば左足でゴールを決めることが自分の持ち味なので、チームの為にどれだけ出来るかが大事と思う」と自らの役割を口にする。 そんな二人は、U-23日本代表で同じポジションを争うライバル同士だが、お互いに実力を認め合っている関係性だ。藤尾が「キックはもの凄く上手ですし、シュートもそうですけど、FKやCKは秀でていると思う」と山田の凄さを口にすれば、山田も「点を取るところは凄いし、フォワードの嗅覚がある。サイドでもゴール前への飛び込みとか、自分には無いものを持っているWGストライカーだと思う」と藤尾の凄さをU-23日本代表ではチームメイトとして目の当たりにしてきた。 ただプレースタイルは、千差万別だ。藤尾は、サイドだけでなく、センターフォワードとして「フィジカルでは負けない」と自負する特徴を活かし、空中戦やポストプレーという役割を果たせるウイングストライカー。一方のレフティーの山田は、正確無比な左足でのキックをベースに、「左足で持ってカットインして、中にも入っていけるので、そこは違いだと思う」というワイドストライカーという特徴がある。 そんな二人が今週末、町田GIONスタジアムで対峙する。どちらがチームを勝利に導くヒーローとなるか注目だ。