おっとジワジワ町田と下の差が詰まってますけどこれって過去はどうだった?!の巻/倉井史也のJリーグ
おっと、町田の尻にいよいよ火がついたか? 第25節を終えてトップ町田と2位鹿島の勝点差は3。これ非常に微妙な数字でしょ? 町田は1試合負けても得失点差で首位に立てるかもしれないけど、でもここまで並ばれることなく首位を走ってきてたんだから焦りは相当強くなるはず!! もしかして勝点3差に詰められたら、結構これまでも逆転されてるんじゃないの? 今年は全38節ってことで、残り13節。18チームの時代で言えば第21節が終わったところでしょ? ってことは、第21節で1位と2位にだいたいどれくらいの差があって、はたして逃げ切ってるのか、あるいは大逆転とかあったのか知りたいとこじゃないですか? 【2005年】 第21節|1位:鹿島(42)2位:G大阪(41) 最終節|1位:G大阪(60)2位:浦和(59) 【2006年】 第21節|1位:G大阪(46)2位:川崎(44) 最終節|1位:浦和(72)2位:川崎(67) 【2007年】 第21節|1位:浦和(46)2位:G大阪(45) 最終節|1位:鹿島(72)2位:浦和(70) 【2008年】 第21節|1位:鹿島(38)2位:浦和(37) 最終節|1位:鹿島(63)2位:川崎(60) 【2009年】 第21節|1位:鹿島(47)2位:川崎(39) 最終節|1位:鹿島(66)2位:川崎(64) 【2010年】 第21節|1位:名古屋(44)2位:C大阪(39) 最終節|1位:名古屋(72)2位:G大阪(62) 【2011年】 第21節|1位:名古屋(42・20試合)2位:柏(41) 最終節|1位:柏(72)2位:名古屋(71) 【2012年】 第21節|1位:広島(40)2位:仙台(38) 最終節|1位:広島(64)2位:仙台(57) 【2013年】 第21節|1位:横浜FM(44)2位:広島(43) 最終節|1位:広島(63)2位:横浜FM(62) 【2014年】 第21節|1位:浦和(41)2位:鳥栖(40) 最終節|1位:G大阪(63)2位:浦和(62) 【2015年】 ※2シーズン制のため除外 【2016年】 ※2シーズン制のため除外 【2017年】 第21節|1位:鹿島(46)2位:C大阪(44) 最終節|1位:川崎(72)2位:鹿島(72) 【2018年】 第21節|1位:広島(48)2位:FC東京(40) 最終節|1位:川崎(69)2位:広島(57) 【2019年】 第21節|1位:FC東京(45)2位:川崎(39) 最終節|1位:横浜FM(70)2位:FC東京(64) 【2020年】 ※変則開催のためデータ取れず 【2021年】※20チーム 第25節|1位:川崎(63)2位:横浜FM(59) 最終節|1位:川崎(92)2位:横浜FM(79) 【2022年】 第21節|1位:横浜FM(44)2位:鹿島(39) 最終節|1位:横浜FM(68)2位:川崎(66) 【2023年】 第21節|1位:神戸(43・20試合)2位:横浜FM(43) 最終節|1位:神戸(71)2位:横浜FM(64) ってことで!! なんと残り13試合で2位と勝点3以上開いていたのは6回のみ。みんな残り13試合でもデッドヒートを繰り広げていたんですなぁ。そして勝点3以上開いていた2009年、2010年、2018年、2019年、2021年、2022年のうち、そのまま首位のチームが優勝したのは4回、ひっくり返されたのは2回。 そして2005年以降、シーズン初優勝チームが残り13節でも首位だったのは、2010年名古屋、2012年広島と2023年神戸の3チーム。G大阪、浦和、柏、川崎はさいごにまくって優勝してます。 さてこれを、町田に不利とみるか有利と見るか、実際のところどっちにも取れるデータなんですよ。その中で一番信頼できそうなのは、毎年神懸かった試合日程を組む「日程くん」が最終節に「鹿島vs町田」を入れてるから、そこまでもつれるよ、ってことです!!
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