本田圭佑のチームが来季「J6」昇格決まる 20年に「J10」からスタートし出世街道突っ走る
サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑(38)が立ち上げ、ゼネラルマネジャー(GM)を務める東京都社会人1部のEdo All United(エド・オール・ユナイテッド)が昇格を決めた。クラブもXの公式アカウントで発表している。 【写真】絵文字付きで報告する本田圭佑 1週間前、17日に行われた第58回関東社会人サッカー大会で準優勝。この試合に勝っていれば、その時点で来季関東2部への昇格が決まっていたが、お預けとなっていた。 昇格は、JFLから関東リーグへの降格チームなどの状況により流動的だったが、この日JFLが全日程を終了。順位確定を受け、本田のEdoの来季関東2部昇格が決まった。 同クラブは、2020年の東京都社会人4部でのスタートから順調に昇格し、3年連続のステップアップ。昨年は昇格を逃したが、今季は本田もチーム作り、戦い方にさらに積極関与。昇格を決めた。 来季は、かつて本田もプレーしたJ1リーグから数え、国内のカテゴリーでは「J6」で戦うことになる。「J10」からスタートを切り、3年連続で昇格。1年の足踏みをへて、また1歩前進した。 このクラブは本田が「リアル『サカつく』」とぶち上げた、セガのサッカークラブを育てる人気ゲームのリアル版。実際にオンラインサロン(月額会員制のコミュニティー)などで、意思決定がなされている。 商標権の問題もありクラブ名は、創設から約9カ月で当時の「One Tokyo」から「Edo All United」への変更を余儀なくされた。名称こそ「東京」から「江戸」にタイムスリップしたが、ピッチ上では進化を証明している。 本田はクラブの昇格確定の投稿に、Xで反応し「#クラブW杯優勝」との壮大な将来像を書き加えた。