エジルが噂の“ブルーカード”に皮肉 「アトレティコは6人でプレイするのか?」
導入にはさっそく賛否が分かれる
選手を一時的に退場とする「シンビン」の導入が検討されていることがサッカー界の話題となっている。 ライバルと新ルールを皮肉ったエジルの投稿 『Telegraph』などが報じたところでは、国際サッカー評議会(IFAB)がトライアルとしてブルーカードの導入を検討しており、エリートレベルでのトライアルがこの夏に開始される流れにあるという。その中には男女のFAカップが含まれる可能性がある。 プロトコルとしては選手が態度の悪いファウルを犯したり、執拗に審判に抗議したときに出されるもので、提示された選手に10分間の時限的な退場が課される。また、2枚のブルーカードを受けたり、イエローカードと組み合わさった場合はレッドカードと同じ扱いになる可能性もあるとのことだ。 しかしサッカー界ではこのルールに反発する動きもある。UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は否定的であり、「これはもうフットボールではない」と発言。また、元レアル・マドリードやアーセナルで活躍したメスト・エジル氏はソーシャルメディアを通し次のように発言している。 「それで、アトレティコ・マドリードは6人だけでプレイするのか?」 アトレティコといえば荒々しく強度の高いプレイスタイルで知られるが、エジル氏はかつてのライバルクラブを皮肉る形で疑問を呈した。まだ導入が決まったわけではないが、新たなルールの導入には否定的な意見も多いようだ。
構成/ザ・ワールド編集部