意気込みを語ったサトシ・ソウザ

　大みそかの格闘技イベント「RIZIN．49」（さいたまスーパーアリーナ）の出場選手インタビューが29日に都内で行われ、ヴガール・ケラモフ（32＝アゼルバイジャン）を迎えてV4戦を行うRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ（35＝ブラジル）がUFCランカーとの対戦に思いをはせた。 　ここまでの調整を「いつも大体一緒くらい。試合が近いからちょっと緊張と…。でも大丈夫。いつもと同じだから心配ない」と順調ぶりをアピールした。1つ階級を上げて挑戦してくる前RIZINフェザー級王者のケラモフを「フィジカルはそんなに変わらないから、ライト級の選手と同じくらいだと思ってます。もちろん、最初1ラウンドが一番あぶない。思い切り来るから」と警戒。それでも「いろいろなフィニッシュのイメージがある。打撃でもグラウンドでも。でも、今回はグラウンドで決めたいです」と一本勝ちを誓った。 　この試合に勝てば、RIZINのライト級ではもはや敵なしとなる。これを踏まえ、今後について問われると「来年どうするかはまだ分からない。やりたい人がいないですね。今は今回だけしっかり考えて集中してベルト守って、その後に将来を考えます」と話すにとどめる。UFCファイターとの対戦に興味があるか問われると「ランキングの人にチャンスがあれば。トップ選手とか。1番から5番まではチャンスがあれば興味があります」と上位ランカーとの夢の対決を熱望していた。 　階級を超えた戦いの先に待つのはどんな世界か…。