王道“無地コーデ”の注意点。洒落者3名が実践した、無難に終わらせないサイジング、レイヤード
手軽で簡単な無地コーデ。無難と言われればそれまでだが、サイジングやレイヤードを突き詰めれば、これほど奥深いものはない。 【写真7点】「真似しやすい“無地コーデ”で気にすべきこと。無難に終わらせないサイジング、レイヤードetc.」を写真でチェック そんな無地コーデのコツを教えてくれる、3人のスナップを紹介しよう。
① ゆったりサイズを品よく見せるサイジングの妙
鈴村さん(45歳) 無地の白Tに、オーシャンズ定番のベドウィン×ディッキーズのワークパンツを合わせた王道ストリートコーデ。上下のサイジングにご注目を。
ドロップショルダーのリラックスしたロンTだが、袖丈と裾丈はジャストにすることで野暮ったさを回避。チラ見えしたインナーのカットソーもアクセントになっている。 ボトムスはプレスの入ったクロップドパンツを合わせ、スマートな印象に。
この絶妙な“余裕”こそ、大人のストリートスタイル。足元はオールスターという手堅さも好印象だ。
② 黒に差す白をさらに効かせるコツ
春内さん(23歳) 上下、足元ともにブラックでまとめたモノトーンコーデ。サイジングはもちろん、交互に白を挟むことでレイヤリングにメリハリを効かせた。
裾にリブのないスウェットを選ぶことで、中に着た白Tの裾がきれいに落ちる。レイヤードコーデの参考にしたい。
③ トップスはジャスト、ボトムスはゆったり
向井 大さん(35歳) 同色系のナチュラルカラーをグラデーションで着こなした向井さん。 Tシャツは無印良品、パンツはポロ ラルフ ローレン、そしてスニーカーはヴァンズと定番アイテムを自分のスタイルで着こなした。
バギーなパンツに合わせたのは、どんなコーデにもマッチするヴァンズ。履き込まれたことでスエードがフェードし、いいアジが出ている。 ◇ フレンドリーブランドのアイテムや定番スニーカーなど、取り入れやすい要素がきちんとある3人の無地コーデ。さっそく参考にしてみよう。 外山壮一=文
OCEANS編集部