iOS 18.3の新機能をご紹介:何ができてどう変わるのか?
AI画像生成にフィードバックを与える
AI画像生成が改善する一因は、ユーザーのフィードバックです。 モデルが画像を生成し、ユーザーがその画像に何か問題があったとフィードバックした場合、そのフィードバックを学習の一部として取り入れ、時間が経つにつれて期待に近い結果を返すことができるようになります。 iOS 18.3では、AppleがImage PlaygroundとGenmojiの両方で画像生成に対して「グッド(親指を上げた手)」と「バッド(親指を下げた手)」のオプションを追加しました。 ベータ版を使用すると、生成された画像や絵文字が正しいか、それとも期待にそぐわなかったかをiOSにすばやく伝えるオプションが利用できます。
カメラのコントロール設定アイコンにダークモードオプションが追加
これは些細な変更ですが、細かい部分にこだわる人にはうれしい改善です。 iPhone 16シリーズでは、カメラコントロールボタンの設定アイコンにダークモードのオプションが追加されました。 iOS 18.2以前のアクセシビリティ設定では、このアイコンはライトモードでもダークモードでも明るいままで、システムテーマに応じて調整されるほかのアイコンとは一致していませんでした。
バグの修正
iOS 18.3の開発者向けベータ版では、以前のiOSバージョンで発生していたバグに対する2つの修正が追加されました。 1つ目はGenmojiに関するもので、ほかの人を先に選択しないとユーザーがカスタマイズしたGenmojiが生成されないという問題が改善されました。 もう1つはWriting Toolsに関するバグの修正です。 Writing Tools APIを使用するサードパーティ製アプリでは、ファーストレスポンダーがUIViewでない場合、インライン入力ができないという問題がありましたが、その問題が解消されました。(これは開発者向けの修正です。)
GenmojiがmacOS 15.3 に登場
これはiPhoneには関係ありませんが、もしMacをお持ちであれば、AppleがmacOS 15.3でGenmojiのサポートを導入することに留意してください。 GenmojiはおそらくApple Intelligenceの機能のなかで私の一番お気に入りです。 私は、Image Playgroundで生成された画像を何かに使うことは絶対にありませんが、会話の一部にリアクションするためにカスタム絵文字を生成することは楽しんでいます。 AppleはまだImage PlaygroundをMacに導入していませんが、それでも問題ありません。 Genmojiのサポートがあれば、それだけで十分です。