衆議院選挙「鳥取2区」序盤情勢は? 現職2人と新人の三つ巴の戦い 鳥取県から初の総理大臣誕生効果の影響は?
山陰両県4つの小選挙区に12人が立候補した今回の衆議院選挙。連日、熱い戦いが繰り広げられています。 このうち、注目の選挙区、鳥取2区は、前職2人と新人が議席を争う三つ巴の戦いとなっていますが、序盤の情勢調査の結果、自民党の赤沢さんが先行、立憲民主党の湯原さんが追い、共産党の福住さんは厳しい戦いとなっていることが分かりました。 【写真を見る】衆議院選挙「鳥取2区」序盤情勢は? 現職2人と新人の三つ巴の戦い 鳥取県から初の総理大臣誕生効果の影響は? 鳥取2区に立候補したのは、届け出順に、 ▼立憲民主党・前職 湯原俊二さん・61歳 ▼自民党・前職 赤沢亮正さん・63歳 ▼共産党・新人 福住英行さん・48歳 の3人です。 立憲・前 湯原俊二候補の演説 「企業団体献金を多額に受け取る。そして政治の判断のときには、国民の利益よりも献金をくれた企業や団体の利益を優先してしまう。政治をゆがめてしまう。このことが大きく問われている、こういうことであります」 立憲民主党の前職・湯原俊二さん。 社民党と連合鳥取から推薦を受けていて、企業団体献金の禁止や、東京一極集中の是正に伴う地方の再生などを訴えています。 自民党への逆風を追い風に批判票を取り込みたいところですが、手ごたえはというと… 立憲・前 湯原俊二候補 「47都道府県のうち、46都道府県は自民党に逆風があるんですけど、鳥取県だけは総理大臣になられましたし、私の相手も大臣になられたということで、鳥取県は他の県とは違うのかなと思います」 一方、2007年から始めた「辻立ち」は約7000回に達し、「国政報告会」はこの2年間で90回以上開催。地道な活動の成果が少しずつ現れている部分もあると話します。 立憲・前 湯原俊二候補 「街頭演説していることで、若い人たちが自分のお小遣いからお茶を買って差し入れしてくださったり、街頭演説場所に持ってきてくださったりしていますし、事務所の方に女性の方がボランティアしたいんだけどって、なぜ?って聞いたときに、私がずっと朝夕立っているのを見ると、きょうも自分は元気で良かったって励みになるっていうので」