「奇跡の1着ですよ」35歳ガールズケイリン選手が大金星に歓喜 “難敵”尾崎睦を差し切り決勝進出/佐世保競輪
佐世保競輪のナイター「第4回ヒラマサカップ(F2)」が23日、2日目を開催。6RのL級ガールズ予選2を走った比嘉真梨代(35歳・沖縄=114期)に話を聞いた。 ここは人気を集めた尾崎睦がロング先行に打って出ると、すさまじい加速にピタリと食い下がり追走。2車でブッチギリのまま直線を迎えるとするりと抜けだし1着をゲットした。 「もう、奇跡の1着ですよ! もう抜けることはないかもしれない(笑)」とここ数年、幾度も対戦しているが、過去に遡ると4年以上、一度も先着をしていない難敵を倒す“金星”に酔いしれた。 開催前に「2カ月間、我慢した」というウエートトレーニングを再開し、今開催はオーバーワークで入った。そのため前検日と初日には「まだ筋肉の張りや筋肉痛が残っているんです。だけど2日目、3日目と段々良くなっていくと思う」と示唆していた通り、2日目には思い切りよくスパークした。流れは間違いなく上向きだ。 10RのL級ガールズ決勝はその尾崎に児玉碧衣、當銘沙恵美ら名うての強豪が揃うが、勢いそのままに軽快な一打を放つ。(netkeirin特派員)