ウクライナ戦争を支えるNATOの「険しい前途」|この週末に読みたい海外メディア記事4本|2022.06.25-07.01
大きな転換点を迎えたNATO(C)Gints Ivuskans/stock.adobe.com
今週もお疲れ様でした。NATO(北大西洋条約機構)が首脳会議を開き、 スウェーデンとフィンランドの北欧2カ国の加盟 で合意し、中露への対抗姿勢を鮮明にした新しい「戦略概念」を採択しました。ウクライナ戦争によって加速する新冷戦時代の二極化の行方は――。新たな1週間を迎える前に、フォーサイト編集部が週末に熟読したい海外メディアの記事4本、皆様もよろしければご一緒に。Hope you have a great weekend! こう書き出すのはノルウェー防衛研究所の中国担当上級研究員、ジョー・インゲ・ベックボルトだ。米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌のサイトに6月28日付で公開された 「ウクライナは朝鮮戦争の再来だ」 で、彼は2つの戦争の類似点と相違点を挙げ、 ウクライナ戦争 が米中対立という新たな冷戦を深化させると予測する。
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フォーサイト編集部