「本当に素晴らしいタケ」レガネス戦で先制点の起点となった久保建英に多くの現地メディアが賛辞!「アニメのような巧みなボール扱い」
一方、『as』紙もソシエダの先制点を高く評価し、「久保、S・ゴメス、そしてブライス――ソシエダによる至高の美しいプレー。イマノル・アルグアシル監督率いるチームは、この3人のスターによる見事な連係からの素晴らしいゴールで先制点を奪った。このプレーには、指揮官が望むもの全てが詰まっている」と綴った。 3点満点の採点で両チーム最高タイ(ソシエダでは単独最高)の「3」を久保に与えた同メディアは、さらに「ソシエダはダイレクトで効果的でクリーンなプレーを披露。なかでも久保はアニメのような左足での巧みなボール扱いを見せ、それは特に輝いていた」「ソシエダは久保のサイドからの攻撃が多くを占めていた」と、背番号14に対して賛辞を贈っている。 また個別評価の記事では、「試合全体を通してプレーにムラがあったものの、関与した際には大きな危険を生み出した。ゴールに繋がるプレーを、良い対角線の動きでスタートさせた。しかし明確な得点チャンスでは、ペナルティーエリア内での動きが鈍くなってしまった。ホン・アランブルとは再び良い連係を披露」と、彼のプレーを総括した。 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保が幾度も好パスでチャンスを創ったことを伝えるとともに、個別評価では「ボールを受けるたびに何かが起こった。自信を持って仕掛け、積極的に勝負。マーカーのハビ・エルナンデスからはしつこいほどの厳しい対応を受けた。チームの先制時には左サイドへの素晴らしい展開を見せたが、他の場面ではフィニッシュにおいてやや決断力に欠ける部分があった」と記している。 日刊紙『El Pais』は、「久保が試合でより大きな存在感を示した。これはイマノル率いるチームにとっては良いニュースとなった」と報道。ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』も久保が起点となったゴールについては「素晴らしい」と称賛したが、彼への個別評価では「日本人選手にとってはベストパフォーマンスではなかった。トライはしたものの、厳しく抑え込まれ、その多くでは審判は何もアクションを起こさなかった」と辛口で、10点満点の採点も及第点に満たない「5」止まりだった。 対してサッカー専門サイト『El Desmarque』は、他の多くのチームメイト同様にこの日本人選手にも「7」の高採点(チーム最高)を付与し、寸評も「多くのファウルを受けたが、ボールを持った時には重要な役割を果たした。彼がプレーに関与すると、ラ・レアルは別のチームのようになる。後半は疲れが見え、指揮官によって後半途中に交代した」とポジティブな内容となっている。 構成●THE DIGEST編集部
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