バスケ日本代表の次戦は11月のアジアカップ予選! ロサンゼルス五輪までの試合スケジュールまとめ
■2025年11月~2027年2月:過酷なW杯予選が開始
アジアカップ予選を突破できれば、日本は2025年11月から「FIBAワールドカップ2027 1次予選」に参戦することとなる。Window1が11月、Window2が2026年2月、Window3が7月に開催。そして、1次予選の成績によって2026年8月から「FIBAワールドカップ2027 2次予選」に参加が可能。2次予選は8月にWindow4、11月にWindow5、2027年2月にWindow6が開催予定となっている。 日本は前回のワールドカップでは開催国として出場したが、前々回の中国で開催されたワールドカップには21年ぶりに自力出場を果たしている。逆に言えば、それだけ長期間にわたって突破できなかった過酷な予選がW杯予選。11月や2月開催時は国内組のみでの試合が予想されるので、それまでにどれだけチームの底上げができるかも注目だ。 予選の合間となる2026年9月から10月には「第20回アジア競技大会」も予定されている。愛知県で開催されるこの大会で新たな才能を発掘することなども、予選を勝ち抜く上で重要となるかもしれない。
■2027年8-9月:アジア最上位を目指すカタールW杯
過酷な予選を勝ち抜くことで出場権を得られる「FIBAワールドカップ2027」は、2027年8月に開幕予定。開催地はカタールとなっている。2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねる同大会で、日本は出場するアジアの国々の中で最上位となることで五輪への切符を手にすることができる。 前回のW杯では48年ぶりに五輪への自力出場権を獲得。日本は「奇跡」とも称されたこの偉業の再現を目指すこととなる。あるいは、3年後には「奇跡」と呼ばれないほどに日本代表がレベルアップしていることも期待したいところだ。 もし、W杯でアジア最上位を逃した場合、日本はアジア・オセアニア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ大陸のチームが集まる「ロス2028オリンピック 世界最終予選(OQT)」に参戦し、世界中の強豪国と残されたわずかな出場権を争うこととなる。
■2028年7月:長い道のりの果てにたどり着くロサンゼルス五輪
こうした多くの大会を経てたどり着くのが、2028年7月に開催されるロサンゼルス五輪。オリンピックでの悔しさは、オリンピックでこそ晴らすことができるだろう。2024年にあと一歩のところで逃した勝利を、2028年に掴み取ることができるか。新たな戦いに臨む男子日本代表の活躍に注目したい。
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