[プレミアリーグEAST]優勝争いは鹿島ユースが頭一つ抜け出す…市立船橋が降格圏脱出、大宮U18の降格が決定:第20節
高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EASTは24日に第20節2日目を行った。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 首位に立つ鹿島アントラーズユースは、勝ち点3差で4位につける前橋育英高と対戦。前半2分にMF中川天蒼が決めて鹿島ユースがリードを奪うも、後半22分にDF久保遥夢のゴールで前橋育英が追い付く。しかし、41分にFW吉田湊海が勝ち越しゴールを奪取。鹿島ユースが2-1で競り勝ち、4連勝を飾って首位をキープした。 鹿島ユースと勝ち点で並ぶ2位の横浜FCユースは降格圏の11位・市立船橋高との一戦に臨んだ。試合は、前半29分にFW仲野真翔のゴールで先制した市立船橋が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利。前半戦未勝利(3分け8敗)で最下位に沈んでいた市立船橋は、ここ7戦無敗(5勝2分け)で4連勝と勝ち点を積み上げ、ついに降格圏を脱出した。敗れた横浜FCユースは3位に順位を落としている。 尚志高と柏レイソルU-18の一戦は、前半32分にFWワッド・モハメッド・サディキがネットを揺らして柏U-18が試合を動かす。さらに、後半24分にFW加茂結斗の得点で突き放した柏U-18が2-0の完封勝利を収めて2位に浮上。敗れた尚志は降格圏に沈むこととなった。 残留を争う大宮アルディージャU18とFC東京U-18が激突。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半32分にFW尾谷ディヴァインチネドゥがゴールを陥れて先手を取ったFC東京U-18が1-0の完封勝利を収めた。FC東京は、降格圏に転落した尚志との勝ち点差を3として残留へ一歩前進し、大宮U18の降格が決定した。 青森山田高との一戦に臨んだ川崎フロンターレU-18は、前半30分にDF土屋櫂大の得点で先制すると、44分と後半12分にMF八田秀斗が加点。青森山田の反撃を許さなかった川崎F U-18が3-0の完封勝利を収めている。 【第20節】 (11月24日) [埼玉スタジアム2002 第2グラウンド] 大宮U18 0-1 FC東京U-18 [F]尾谷ディヴァインチネドゥ(77分) [尚志高校第3グラウンド(人工芝)] 尚志 0-2 柏U-18 [柏]ワッド・モハメッド・サディキ(32分)、加茂結斗(69分) [青森山田高校グラウンド(人工芝)] 青森山田 0-3 川崎F U-18 [川]土屋櫂大(30分)、八田秀斗2(44分、57分) [神奈川県立保土ヶ谷公園サッカー場] 横浜FCユース 0-1 市立船橋 [市]仲野真翔(29分) [鹿島アントラーズ クラブハウスグラウンド(天然芝)] 鹿島ユース 2-1 前橋育英 [鹿]中川天蒼(2分)、吉田湊海(86分) [前]久保遥夢(67分) (11月23日) [昌平高校グラウンド(人工芝)] 昌平 0-3 流経大柏 [流]粕谷悠(18分)、奈須琉世(21分)、柚木創(64分)