【卓球】またもや多角形ラケットで登場。エジプトのハナ・ゴーダは「アフリカの星」から「世界の星」へ輝きを強める
アフリカカップで史上最年少優勝を果たした天才少女、中国選手を破るまでに成長
15歳以下の世界ランキングで1位に上り詰めるなど、カデット時代から注目されていたハナ・ゴーダ(エジプト)。12月12日に17歳の誕生日を迎えた彼女は、12月17日発表の世界ランキングで28位にまで上昇した。『エジプトの超新星』と称されていたゴーダは、いまや『アフリカの星』として輝きを放っている。 2022年5月のITTFアフリカカップでは、史上最年少の14歳で優勝。さらに、2025年10月のWTTチャンピオンズ モンペリエでは、世界ランキング5位の陳幸同(中国)を破ってベスト8入りを果たすなど、シニアの世界トップ選手たちに迫る勢いだ。 パリ五輪で2個のメダルを獲得したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)が使用して話題となったスティガ社(スウェーデン)の多角形ラケット『サイバーシェイプ』を、ゴーダも使用している。 「スティガの用具にはとても信頼を置いているので、試合でも安心してプレーできます」とゴーダは語る。 多角形ラケットを右手に握り、アフリカの星が『世界の星』として輝く日は、そう遠くないだろう。