グーグルとMSもトランプ氏に100万ドル、アップルCEOは同額を個人的に…接近へ寄付で足並み?
【ラスベガス=小林泰裕】CNBCなど米主要メディアは9日、米IT大手のグーグルとマイクロソフト(MS)が、トランプ次期大統領に100万ドル(約1億5800万円)を寄付する方針だと報じた。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)も個人的に100万ドルを寄付すると報じられており、米IT大手がトランプ氏への支持で足並みをそろえる。 【図表】トランプ氏へのIT企業の動き
これまでにメタ(旧フェイスブック)、アマゾン・ドット・コム、対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を開発したオープンAIのサム・アルトマンCEOらが、トランプ氏に100万ドルを寄付すると報じられている。これらの寄付金は、大統領就任式の関連イベントの活動費用にあてられる。
各社は、米当局から反トラスト法(独占禁止法)違反で提訴されるなどしており、寄付によってトランプ氏に接近する狙いがある。