阪神・石井大智投手 秋田市の母校で特別授業 児童にクリスマスプレゼント贈る
秋田テレビ
秋田市出身でプロ野球・阪神タイガースの石井大智投手が25日、母校の小学校を訪れ、特別授業の講師を務めるとともに子どもたちにクリスマスプレゼントを贈りました。 サイン入りユニホームを着た子どもたち。これはゲストからのクリスマスプレゼントです。 贈ったのは、秋田市出身でプロ野球・阪神タイガースの石井大智投手。母校・旭川小学校での特別授業のために訪れました。 プロ4年目の今季、中継ぎとして過去最多の56試合に登板し、4勝1敗1セーブ30ホールド、防御率1.48とチームに貢献しました。 石井投手は、元々目指していた進路について「家をつくるとか、建築物・建物を造る方向に行きたいなと思って、高校は工業系の高校(秋田高専)に行きましたけど、そんな人いないんですよね。プロ野球を目指す人で」と振り返りました。 児童から「やりたいプレーがあったとき、できなかったらどうやって乗り越えたり、切り替えたりしていますか」と聞かれた石井投手は、「すごく良い質問。できるように練習するのが基本的なプロ野球選手の仕事。失敗を次の成功につなげるためにいろいろなことを考えて、そこでネガティブになるのではなくて、失敗したからこそ前を向いてやる心構えを持っている」と答えました。 最後は、石井投手に全校児童が書いたメッセージが送られました。 「開始からすごい声援をもらって、すごくうれしかった」と話した石井投手。「子どもたちからメッセージをもらったので来年は負けられないですね」という記者の質問に対し、「少しネガティブな気持ちになったり、落ち込んだりしたらメッセージを見て頑張りたい」とさらなる活躍を誓っていました。 児童は「すごく大きくて、かっこよくて、これからの日常生活でも学んだことを生かしていきたい。できなくても、つらいことがあっても、諦めず挑戦することが大切」と話していました。 石井投手は、年内に関西に戻って自主トレに励み、2025年2月からのキャンプに備えます。
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