【日経掲載で話題沸騰!】あなた職場で「サイレント減点」されてない?「陰口を言われる人」の特徴3選
どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験があるはず。ではこのような「なぜか評価される人」の“戦略”を、あなたは知っているだろうか。新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』は「周りに実力を“評価させる”戦略」を初めて言語化した歴史的な一冊だ。職場で「実力を適切にアピールする「見せ方」の技術」をまとめた本書は、発売直後から賛否両論を巻き起こし、「こんな本が30年前に欲しかった」「人間の深層心理を突いている」「上司サイドにも対策が必要」などと話題沸騰中である。今回はその中から「実は評価が下がっている人の特徴」についてお伝えする。 ● 話題のフレーズ「サイレント減点」 みなさんは、会社の同僚や部下の行動や言動に対して、注意をすることがありますか? 職場にいると、周りの同僚の「あれは良くないな」という行動や、「いや、そこまで言わなくても」という言動に出会う機会も増えてきますよね。ただ、実際にその人に注意をするという人は正直少数派なのではないかと僕は感じています。このご時世、部下や同僚に積極的に注意をする人はめっきり減りましたよね。 僕はこの現象を「サイレント減点」と呼んでいます。サイレント減点とは、「表立っては注意されないけれど、こっそり陰で周囲の人から評価を下げられてしまっている悲劇」を表します。 あなたの職場にもこのような人はいませんか? ・会社の文化を理解しておらず、地雷を踏み抜いていく若手 ・「朝早く来ることが超重要」なのに、来なくて減点される同僚 ・飲み会でセンシティブな話題に触れて、避けられる上司 今回はそんな「サイレント減点されがちな人の特徴3選」を紹介しましょう。
● 「サイレント減点」されるチェックリスト3選 では、早速紹介していきましょう。 ①「お辞儀ハンコ」(印鑑を傾けて押す)などの「組織の謎文化」に従わない 組織には必ず、「合理的には説明できないけれど、そのほうが良いとされている文化や風習」が存在します。本来、こういった「謎文化」は変えるべきなのですが、これを組織単位で変えるのには非常に時間がかかります。こういった謎文化に無理して逆らってしまうことは得策ではありません。こういった謎文化には染まったフリをしておいて、本業できっちりと成果を出しましょう。 ②「いつでもいいから」と言われたら後回しにしている 上司からのコメントには、当然ですが本音と建前があります。この例のセリフは「建前」で、本音では「早く出してほしい」と思っている可能性がある危険なフレーズです。こういった建前のフレーズを真に受けてしまうと陰でこっそり評価が下がってしまう可能性があります。きれいな言葉の裏にある「本音」を見抜くようにしましょう。 ③意味を理解しないまま横文字を使うことがある 横文字を使うのはかっこいいのかもしれませんが、言葉の意味をわからずに使ってしまうと、言い間違いや読み間違いをしてしまうかもしれません。わかっている人から見ると、「こいつ、わかってないな」と思われてしまう可能性大です。 いかがでしょうか。同じ仕事をするのであれば、自分だけ評価が低いのはもったいないですよね。もし自分に思い当たるところがあれば、気づかないうちに損しているかもしれません。今日から気をつけてみるとよいでしょう。 (本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の著者に取材した特別な原稿です)
たこす