JFAサッカー4級審判の資格を取得!キャスター中川絵美里が感動したなでしこジャパン主将・熊谷紗希の言葉とは?
スポーツジャーナリスト・中西哲生と横山ルリカがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」。4月からMS&ADインシュアランスグループの提供でお送りしてきた「なでしこジャパン めざせ!世界No.1」のコーナーでは「パリ2024オリンピック(以下、パリ五輪)」に出場した、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の魅力や女子サッカーをより楽しむべく、さまざまなサッカー関係者をゲストに迎え、お届けしてきました。 最終回となる9月27日(金)の放送では、タレント・キャスターの中川絵美里さんが登場。サッカーをこよなく愛する中川さんに、今夏開催されたパリ五輪でのなでしこジャパンの活躍を振り返ってもらいつつ、サッカーの魅力についても伺いました。
TOKYO FMで放送中のラジオ番組「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50)で水曜と木曜の専属店員(アシスタント)をつとめている中川さんは、Jリーグ・清水エルパルスの地元である静岡県静岡市清水区(旧・清水市)出身で、子どもの頃から普段の生活のなかにサッカーがあったそう。さらに、サッカー好きが高じて、JFAサッカー4級審判の資格も取得しています。
◆なでしこジャパンの進化を感じたパリ五輪
今年7月~8月にかけて開催されたパリ五輪 女子サッカー競技で、なでしこジャパンはグループリーグC組に入り、スペイン、ブラジル、ナイジェリアと対戦。初戦のスペイン戦は惜しくも敗れたものの、続くブラジル、ナイジェリアに勝利し、2大会連続でノックアウトステージ進出しました。 まずは、グループリーグで印象に残っているシーンを聞いてみると、中川さんは、スペイン戦で藤野あおば選手(マンチェスター・シティWFC)がゴールを決めた直接フリーキックをピックアップ。「去年のW杯(FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023)のフリーキックはクロスバー直撃でしたが、その悔しさを晴らすような素晴らしいフリーキックだと思いました!」と興奮気味に語ります。 続いて、0対1から後半アディショナルタイムで2得点を決め、劇的な逆転勝利となったブラジル戦についても「本当に歴史に残る一戦でしたね!」と回顧。決勝点となった谷川萌々子選手(FCローゼンゴード)のゴールについては、「視野の広さもすごいですし、ダイレクトで打ったボールがスピードもコースも高さも完璧で! しかも、ブラジル相手に後半のアディショナルタイムに!!」と絶賛します。 さらに、同点ゴールとなったキャプテン熊谷紗希選手(ASローマ)のPKについては「“すべてを背負ってここに立っているんだ”というのが(PKのシーンで)伝わってきて思わず泣いちゃいました。決めてすぐに(逆転しようと)センターサークルに走っていく姿もかっこよかったです!」と振り返ると、中西も「あの時間(終了間際)のPKを決めるのは、プレッシャーが相当かかるし、至難の業。あれをきっちり決めるのは素晴らしい」と讃えます。 その後、ノックアウトステージ1回戦では強豪アメリカと対戦し、延長の末0-1で敗退。この結果に、中西が「これは悔しかった!」とストレートに語ると、中川さんも「(相手に)ボールを持たれる時間が長かったんですけど、守備は集中力も高くしっかり対応していましたし、守備からチャンスも作っていただけに(得点を許した)あの一瞬の隙が……。ただ、すごく手応えを感じた一戦だったと思いますし、W杯を終えてからの1年間で、新しい戦い方、いろいろなバリエーションが見られて、“進化”をとても感じ取れた大会だったと思います」と総括しました。