ディーラーかカー用品店か近所の整備工場か? 愛車のメンテを出すならドコがいいのかマルとバツを考えた
ディーラーなら安定した整備を受けられる
みなさんは、愛車の整備や修理はどうしているでしょうか? 「おれはクルマいじりが好きだし、整備のスキルもあるからほぼすべて自分でやってるぜ!」という人もなかにはいますが、そのレベルの割合はごく少数でしょう。ほとんどの人がディーラーや整備工場にお願いしているのではないでしょうか。 【写真】新品なのになんかついてるぞ!? タイヤの横にある黄色や緑の丸って何? 新車から購入している場合は、ほとんどの人が新車時の整備点検の流れでそのままディーラーに任せているパターンが多いように感じます。 一方で、中古で購入した場合はどうでしょう? 「やっぱりディーラーがいちばん安心だから」とディーラーに出す人もいれば、「ディーラーだとサービス料も入っている気がして、できるだけ安く済ませたいから近所の整備工場に」というパターンもあるでしょうし、あるいは「オイルとか買いに行ったついでに勧められたので、カー用品店に任せちゃった」という人もいるでしょう。 みなさん、それぞれ価格やサービス、利便性などを考えて整備や修理に出していると思いますが、同じところしか知らない場合は、もしかしたら違うところに出したほうがニーズにマッチしていた、なんていう可能性もあります。 ここでは、クルマの整備を請け負っている主なところをピックアップして、カンタンにそのメリットとデメリットを紹介してみたいと思います。店舗選びの参考にしてください。 ■ディーラーの場合 ◎ メリット ディーラーは自動車メーカー直轄の店舗です。そのため、整備や修理のマニュアルが必ずあり、それに沿った確かな方法で整備や修理を行ってくれます。万が一、完了後の落ち度によるトラブルがあった場合も、しっかりフォローが入るでしょう。その安心感が最大のメリットです。 整備や修理の作業面での確実性以外にも、顧客の記録を確実に行っているので、継続して利用する場合は、次回の整備のタイミングや部品の消耗具合、車検のお知らせなど、一貫したアフターサービスが期待できるので、自身でそういったことを考えなくてはならないという煩わしさから解放されます。 「すべてお任せで楽ちん♪」というのがディーラーに任せる魅力です。 ✕ デメリット デメリットはコストでしょうか。安心と楽ちんの費用として、工賃と部品代に、サービス料的なものが含まれた(かのような)価格設定だと感じている人も少なくありません。実際にディーラーの価格設定には、サービス品質維持のためのコストが含まれているでしょう。 そして、その価格が相場の基準としてみられているところがあり、たとえばディーラーよりコストを抑えられる小規模な整備工場などは「ディーラーより少し低めに……」という感じで価格設定を行っているところもあります。 また、オイル交換や部品交換、修理のときにオイルや部品のもち込みを受け付けてもらえないことも少なくないようです。 多少高く感じても、安心と利便性を優先するという場合はディーラーが合っているでしょう。