平年の積雪は2m!石川の豪雪地帯・白峰地区の魅力をスイーツ男子・久々江龍飛アナが取材!
石川県白山市の白峰地区は、日本三名山のひとつである白山のふもとにあり、平年の積雪が2mを超える豪雪地帯です。金沢駅からバスでおよそ1時間50分、雪と共に生きてきた生活・文化が今も残る白峰の魅力を久々江龍飛アナウンサーが取材しました。 【写真を見る】平年の積雪は2m!石川の豪雪地帯・白峰地区の魅力をスイーツ男子・久々江龍飛アナが取材! 白山市の白峰地区は、周囲を白山をはじめとした山々に囲まれていて、稲作はほとんど行われていません。江戸時代の中期には養蚕が行われ、その収入により生活に必要な日用雑貨や海産物を手にいれていたとされています。この地で生産される牛首紬は、その生産量の少なさから幻の紬とも言われます。 白峰地区は、道沿いに家が点在しているのではなく、建物が密集して町場のような景観を形成しているのが大きな特徴です。土蔵など古い建物も多く、その街並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。 毎年1月下旬~2月上旬には、雪だるままつりが開かれ多くの人でにぎわいます。 ■取材した12/26で、白峰地区はすでに積雪50センチ MROラジオ「おいねどいね」のラジオカー中継で白山市白峰地区からリポートした久々江龍飛アナウンサー。 12月26日で積雪はおよそ50センチ。気温は2度。 日々寒さが厳しくなる中、まず向かったのは、「お食事処・お土産処 菜さい」へ。白峰地区の名物の一つ、堅豆腐(かたどうふ)を頂きます。 堅豆腐は、昔、持ち歩くために水分を少なくし、また保存期間を長くするために堅くした豆腐で、普通の豆腐の4倍の大豆が含まれています。その名の通り、普通の豆腐に比べて固くしっかりしています。 まずは、一口大に切ってわさび醤油で、味は、濃厚で、大豆の味がしっかり。水分が少ないというと、パサつきがあるように想像しますが、なめらかでしっとりとしています。 このほか、堅豆腐のステーキ、カツ、ハンバーグなども楽しめます。 ■稲作のできない地域で主食となっていた「栃の実」 米がとれない白峰地区で、人々が主食としていたのは、栃の実です。