【第3回記録会】女子500TT1着の酒井亜樹候補生「ダッシュ力には自信があります」
競輪の第127回(男子72人)、第128回(女子21人)による「第3回記録会」(1日目)が16日、静岡・伊豆市の日本競輪選手養成所(滝沢正光所長)のJKA250バンクで男女各2種目が行われた。 128回生(女子)の500メートルTTで養成所新記録をマークした酒井亜樹候補生。35秒93のタイムには驚くそぶりも見せず、むしろもっと早く新記録を狙っていた。 小学校時代からBMXレースに汗を流し、パリ五輪を目指したが「自分が日本チームの立ち位置にいないと思った」。トラックのナショナルチームから声がかかりこの世界に挑戦。1年半でタイムが出てガールズ競輪への道へ。兄は拳蔵(109期)、土屋珠里(110期)は義姉で「ケイリンへ受け入れてくれた」と話す。 ナショナルチームではチームスプリントの第1走を務め「ダッシュ力には自信があります」。憧れは佐藤水菜、梅川風子だが「脚質的に太田りゆさんが好きです」。将来の有望株がまたひとり増えた。
報知新聞社