狼狽売り続出も、2024年8月の暴落では「悲観的になる必要がなかった」納得の理由【元外資系金融エリートの助言】
株式市場に関心があるなら朝の経済ニュースを観るべき
「自調自考」。これは私が通っていた高校の校訓でしたが、大人になってあらためてその大切さを日々感じます。 投資をしていると、お金を払っている分、自動的にアンテナ感度が高まり、好奇心を持ってニュースに接することができるようになります。日々そういうことの繰り返しをしていけば、ニュースから様々なことを考えることができるようになります。 もし、株式市場に相当の感心を持っていて、細やかな取引を希望しているならば、朝の経済ニュースを観るのをお勧めします。なぜかというと近年、日本の株式市場は前日のアメリカ市場の影響を受けやすいからです。 また、為替の円高と円安の影響を受けるので為替の状況も日本の市場が始まる前に把握しておくと良いでしょう。 把握したことから当日の動きを自分なりに予想し、その日の株式市場がどのように動いたかを検証していくと、段々とその動きがわかるようになってきます。 まさに仮説と検証。投資もある意味、科学なのだと思います。 肉乃小路ニクヨ 経済愛好家 ※本記事は肉乃小路ニクヨ氏による著書『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
肉乃小路ニクヨ
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