なでしこジャパン、10月26日に韓国戦 佐々木監督代行「今後の指標となる試合をする」
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が26日、東京・国立競技場で、韓国代表との親善試合に臨む。パリ五輪後では初の試合で、2027年ワールドカップ（W杯）ブラジル大会で世界一奪回に挑むための再スタート。25日には試合会場で会見と練習を行い、佐々木監督代行は「今後のなでしこの指標となる試合をする」と述べた。 パリ五輪後に退任した池田前監督の後任が未定のため、日本サッカー協会女子委員長の佐々木監督代行が韓国戦限定で指揮を執る。パリ五輪代表を軸に20歳前後の若手も多く招集したチーム編成で、佐々木監督代行は「せっかくの国立の舞台で経験を積ませたい。これからのなでしこを背負う選手に注目してもらって、どんどん起用したい」と積極的な抜擢を示唆した。 佐々木監督代行は18日の代表発表会見で、パリ五輪時に採用した自陣に堅固なブロックを築いたうえでのカウンターから、長くボールを持って主導権を握るスタイルへの転換を示した。女子委員長として似たサッカー観を持つ指導者を次期監督に推すとみられるだけに、韓国戦の戦い方が注目される。
