オメガ、セイコー、ロンジン…ダイバーズウオッチは小径が狙い目! スーツ姿に合う名品5選
小径×グリーンのダブルトレンド オメガ「シーマスター アクアテラ マスタークロノメーター」 1948年から続くオメガのダイバーズコレクション「シーマスター」には様々なラインが存在しますが、ビジネスで最も使いやすいのは「アクアテラ」かもしれません。2003年にデビューしたこのラインは防水性能を150mに抑えている分、より街中で映えるスタイリッシュでモダンな外装を獲得。それでいて楔(くさび)形インデックスや矢印型の分針など、一目でそれとわかるシーマスターの伝統ディテールを備えているのも魅力です。41mmのほか、小径のトレンドにマッチする38mmをそろえているのも、うれしいポイント。 ここで紹介するのは、2024年の新作。41mmモデルでも好評だったグリーンの文字盤を、ついに38mmモデルでも採用してくれました。グリーンはここ数年、時計界でも人気カラーですが、今作で採用されたのはオリーブがかった落ち着いた色味のため、スーツにもすんなりなじむでしょう。 シースルーバックから鑑賞できるムーブメント(Cal.8800)はスイス連邦計量・認定局(METAS)の厳格なテストをパスしており、極めて高い精度と1万5000ガウスの耐磁性能を実現しています。 周囲の時計好きや服好きに一目置かれたい人にとって、小径とグリーンの2つの旬を押さえたこちらのダイバーズ、見逃せない1本となるのではないでしょうか。
名門らしい気品漂う美しきダイバーズ ロンジン「ロンジン レジェンドダイバー」 名門ロンジンは防水分野においても時計界をリードし、多数の傑作ダイバーズウオッチを輩出してきました。中でも2時位置のリューズでインナーベゼルを操作するスーパーコンプレッサーケースを採用した1959年製モデルは、伝説的ダイバーズウオッチとして時計ファン垂涎(すいぜん)の存在となっています。 2007年に誕生した「ロンジン レジェンドダイバー」は、それを現代の最新技術でよみがえらせたもの。外観こそオリジナルをなぞりますが、300mもの防水性能を実現しています。たちまち大人気を博し、微妙なアップデートを繰り返しながら、今や多彩なバリエーションを有するロンジンを代表するコレクションとなっています。 こちらはそのうちの36㎜モデル。レジェンドダイバーには他に42㎜、39㎜のモデルもありますが、ロンジンらしい気品に満ちた1本が欲しいなら、このサイズが一番でしょう。しかも今作は文字盤にマザーオブパールをセットしているため、よりエレガントな雰囲気に。繊細なメッシュブレスレットとの相性も良く、どこか夏にふさわしい清涼感すら漂わせています。細腕の男性はもちろん、このプロポーションでこのたたずまいなら、引かれる女性も多いことでしょう。