円安・物価高なので、夏休みの外出は控えようか検討中です。お金をかけずに家族で夏を楽しむ方法はないのでしょうか?
円安や物価高の影響を受け、夏休みをどう過ごすか迷っている方もいるでしょう。また、燃料代が上がっているため、移動や遠出をしたくないという方もいるかもしれません。しかし、せっかくの夏休みだからこそ、非日常を味わいたい、思い出に残る経験をしたいと考える方も多いでしょう。 本記事では、2024年の夏休みをどのように過ごしたい方が多いか、またお金をかけずに楽しめる方法についてご紹介します。これからの予定にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
今年の夏休みはどう過ごす?
三菱地所・サイモン株式会社と株式会社リンク・パートナーズが今年6月に行った「夏休みの予定に関する調査」によれば、夏休みの過ごし方は以下の通りです。 1位:特に決まっていない(35.3%) 2位:ショッピング(26.7%) 3位:国内外旅行(宿泊を伴う)(22.3%) 4位:普段通り過ごす(20.8%) 5位:お祭り・花火大会(19.5%) 6位:日帰り旅行(15.6%) 7位:帰省(15.4%) そのほかにも、夏フェスやキャンプに行くという回答もありました。全体的に大きな支出を伴わない予定を立てている方が多いようです。 また、同調査では「夏休みの予算」についての設問もあります。夏休みの予算については、59.4%の方が昨年と変わらないと答えています。円安や物価高を気にする声もありましたが、コロナ禍が徐々に落ち着いてきたため、去年よりも活動的に過ごしたいという声も多かったようです。コロナ禍で支出をおさえていた分を、今年の夏休みに充てたいという方もいました。 しかし「予算が減りそう」と回答した方も2割以上いたため、お金をかけずに夏休みを過ごしたいという意図も考えられます。次項では、お金をかけずに夏を楽しむ方法を紹介します。
お金をかけずに夏を楽しむ方法
費用をおさえながらでも、楽しく過ごす方法はたくさんあります。例えば、以下のような方法が挙げられます。 ・自治体の運営するプールや公園で遊ぶ ・神社やお寺へおもむく ・お菓子や牛乳などの工場見学へ行く ・散歩へ行く ・図書館で本を読む、ワークショップに参加する ・地域の資料館や史料館を巡る ・おうち縁日やおうちレジャーを楽しむ ・ボードゲームやカードゲームをする 例えば、ある自治体のプールならば、大人360円、中学生以下100円で3時間過ごせます。また、工場見学は予約をすれば無料で入場できるところも多くあります。工場見学では、出来たてのお菓子や飲料の試食ができる場合もあるようです。 学びが得られる過ごし方も多くあります。保護者の方と一緒に製作を楽しみながらおうちレジャーをしたり、住んでいる地域の歴史を知るために出かけたりすることもよいでしょう。子どもの自由研究のネタにも活用できるかもしれません。 円安や物価高で過ごし方が制限されたように感じる方もいるでしょう。しかし、視点を変えれば身近にも楽しめる場所があるかもしれません。自分やお子様の興味に合わせて、お金をかけない夏休みの過ごし方について考えてみましょう。