東邦が4年ぶりのセンバツ勝利 鳥取城北に打ち勝つ
第95回記念選抜高校野球大会は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で最後の1回戦があり、昨秋の東海王者の東邦(愛知)が6―3で鳥取城北に勝利した。東邦は優勝を果たした平成最後のセンバツである第91回大会以来4年ぶりのセンバツ勝利を挙げた。 【写真で振り返る東邦vs鳥取城北】 東邦は第7日(24日)の第2試合で高松商(香川)と対戦する。 東邦が逃げ切った。二回、藤江の適時二塁打で先行。四回は連続バント安打などで無死満塁とし、南出の適時打や宮国のスクイズなどで3点を加えた。終盤にも効果的に加点した。右腕・宮国が6回3失点と粘投し、両右腕の山北、岡本につないだ。鳥取城北は六回に押し出し四球や敵失で3点を返したが、守備のミスが痛かった。 ◇東邦・山田祐輔監督 (監督として甲子園初勝利)めちゃくちゃうれしいし、選手が頑張ってきました。うまくいかない時期もあったが、勝ちをつかめたのはすごくうれしい。(守備が乱れたが)エラーは三つまでオッケーと言っていたので想定内。(勝因は)積極的に最初に攻めたことと、(先発の)宮国がピンチを粘った。 ◇鳥取城北・大林仁監督 ミスが目立った回もあって悔やまれるが、最後まであきらめず一生懸命やってくれた。相手に揺さぶられた時の守備を作っていかないといけない。(打線は)相手投手の低めの球に手が出てしまった。