着物、人形、ブランド食器…「捨てにくいもの」の手放し方7つ。サービスを上手に活用する
着物や人形、食器、植木鉢など、小さくても捨てにくい“精神的大物”たちが家で眠っている方はいませんか? ここでは、捨てにくいものの手放し方を、片づけのプロ・大津たまみさんに教えてもらいました。
1:着物は買い取り価格が安め。リメイクしても
着物はリサイクルショップに出すと、買い取り価格はかなり低め。「小物などにリメイクして使った方が満足度は高め。NPOやNGO、市民団体などに寄付するのもおすすめ」(大津さん、以下同)
2:布団は小さくして可燃ゴミへ
羽毛や綿でフワフワした布団は、布団圧縮袋に入れて小さくすれば可燃ゴミで捨てられます。「敷布団やマットレスなど、小さくならない物は、自治体のルールに従って粗大ゴミに」
3:人形は便利なお焚き上げサービスも視野に入れて
人形を処分するのに気が引けるなら「みんなのお焚き上げ」などのネット宅配サービスを利用するのも一案。「高価で状態のよい日本人形や雛人形は、リサイクルショップで買い取ってもらえることも」
4:植木鉢は「土・植物・鉢」を分けて処分
植木鉢を捨てる場合は、土と植物を出して燃えないゴミに。「植物は燃えるゴミとして出し、土は庭があるなら庭に。マンションの場合、自治体によって処分方法が違うので必ず確認を」
5:ブランド物の食器は高値で売れることも
ブランドの食器で状態がよければ、リサイクルショップやフリマアプリで高値で売れることも。「福祉施設や子ども食堂などで必要とされている場合は、寄付するのもおすすめです」
6:卒業証書&アルバムはデジタル化してから処分
卒業証書は公的な証明書なので、あわてて処分するのはNG。「卒業アルバムも迷うなら捨てないで。ただ、最近はスキャンするなどしてデジタル化し、実物は処分する人も多いです」
7:骨董品&美術品は専門業者で正しく査定
絵画などの美術品は、専門知識のある業者に査定してもらいましょう。「チャリティ財団や美術館に寄付する方法も。eBayなどで海外出品すると、素人の絵に値段がつくことも」
ESSE編集部