園田ゴールデンジョッキーカップに挑む武豊騎手（左）と小牧太騎手

＜第31回ゴールデンジョッキーC第2戦　エキサイティングジョッキー賞＞◇19日＝園田◇ダート1400メートル◇3歳上◇出走12頭 　通算2000勝以上の騎手による騎手招待競走「第31回ゴールデンジョッキーC」の第2戦は大接戦のゴール前で大外を伸びた地元兵庫、吉村智洋騎手（39）のベラジオサキ（牝5）が差し切りを決めた。2着には武豊騎手のエイユーマックスが入った。 　吉村騎手は「スタートが決まるかわからないので、スタート決めてためるだけためようと。（追い出しのタイミングは？）勝ったから良かったんじゃないかなと思います。（直線は）差し切れるな、と。（2戦を終えて首位だが）ここまでは順調かなと思います。（名手が集まって）いやー、やっぱりスキがないので楽しいです。このレベルはみなさんお上手で自分のやりたいことができないことが多い。常に勉強ですね。あと一戦、頑張りますので応援よろしくお願いします」とインタビューで答えた。 　計3戦で争われるゴールデンジョッキーCは第2戦を終え、1位は第2戦を勝った吉村智洋騎手で33ポイント、2位は第1戦を勝った小牧太騎手で23ポイント。第3位にJRAの武豊騎手が22ポイントで続いており、最終の第3戦、10Rのチャンピオンジョッキー賞に向かう。 　◆今年の出場騎手　武豊（55＝JRA）、岩田康誠（50＝JRA）、戸崎圭太（44＝JRA）、山本聡哉（36＝岩手）、森泰斗（43＝船橋）、笹川翼（30＝大井）、赤岡修次（47＝高知）、宮川実（42＝高知）、川原正一（65＝兵庫）、小牧太（57＝兵庫）、吉村智洋（39＝兵庫）、下原理（47＝兵庫）