ダニエル・デュボアに敗北のアンソニー・ジョシュア、引退の意思なし 「一生ファイター」 | ボクシング
アンソニー・ジョシュアの王座返り咲きは失敗に終わった。だが引退はしないと語った。
アンソニー・ジョシュアがすぐにグローブを置くことにはならないようだ。 日本時間9月22日、ジョシュアはウェンブリー・スタジアムで96,000人の観客の前でダニエル・デュボアと対戦した。序盤から圧倒的に試合を支配され、デュボアにIBF世界ヘビー級タイトル防衛を許した。 経験豊富なジョシュアに対して下馬評が低かったデュボアだったが、開始から攻撃的に試合を進め、2012年オリンピック金メダリストに息つく暇を与えなかった。最初の4ラウンドで重いパンチを数多く繰り出し、第5ラウンドでノックアウトの一撃を決めた。 ジョシュアにとってはキャリア5度目の敗北となり、おそらく34歳になるジョシュアにとって最も一方的な敗北だった。しかし、ジョシュアは試合後、「引退するつもりはない」と強調した。 「ここに来る前から『俺は一生ファイターだ』って自分に言い聞かせていた」ジョシュアはDAZNのアデ・オラディポに語った。「成功を求めて賽を投げたが、今回は失敗だった。でもまた賽を投げ続けるよ・・・・・・」 デュボア戦を振り返る中で、ジョシュアはチャンピオンのアグレッシブさが敗北の一因であることを認めるとともに、自分自身のミスも原因であったと述べた。 「鋭く速い相手だったし、自分にもたくさんのミスがあった。でもそれが試合だ。どんなに悔しくても、どうしようもない」
Rudi Schuller