サッカー日本代表・森保監督が公式会見に出席「完全アウェーの戦いを覚悟」 11日未明に敵地・サウジアラビア戦
【ジッダ（サウジアラビア）9日＝山下幸志朗】 国際サッカー連盟（FIFA）ランキング16位の日本は、当地で10日（日本時間11日未明）に2026年W杯アジア最終予選C組第3戦で同56位のサウジアラビアと対戦する。この日は試合会場で公式会見が行われ、森保一監督(56)と、主将のＭＦ遠藤航（31）＝リバプール＝が出席した。 鬼門を打ち破る。会見場に現れた森保監督は、大一番を前に引き締まった表情で壇上に上がった。 「完全アウェーの戦いを覚悟して、メンタル的にも、個々のコンディション的にもベストの準備をしたい」 21年10月にはＷ杯カタール大会のアジア最終予選で敵地で0－1で敗れた。過去をさかのぼっても敵地でのサウジ戦は3戦全敗。試合会場となるキング・アブドゥラー・スポーツ・シティー・スタジアムでは17年にもハリルジャパンが苦杯をなめた。それでも、「過去の結果は我々にとっていいものではないが、試合は0－0からまた始まる」と指揮官はきっぱり言い切った。 最終予選の開幕から3連勝すれば、日本としては史上初。「最終予選の中でも注目される試合。勝利を目指して、クレバーに戦いたい」と遠藤。因縁の地で勝ち点3を持ち帰る。
