タグ機能使ってる? iPhone「メモ」アプリの5つの便利機能をチェック
3. タグで検索する
iPhoneのメモでは、タグを使った記載も可能です。半角の「#」を入力し、それに続けてキーワードを入力しましょう。 例えば、「#原稿」のようにテキストを入力した状態で、キーボード画面の変換候補に表示される「#原稿」をタップすればOK。これでメモアプリ内におけるタグを設置できました。 また、フォルダの一覧画面を最下部までスクロールすると、作成したタグの一覧が表示されます。この部分で検索したいタグをタップすることで、目的のメモを素早く検索できることも覚えておきましょう。 例えば、普段使わないものを収納する際に、何処にしまったのかをタグとともにメモしておくことで、いざそれが必要となったタイミングで思い出しやすくなりますよ。
4. スマートフォルダでラクに管理する
指定のハッシュタグが記載されているメモなどを、自動で特定のフォルダに振り分ける「スマートフォルダ」という機能もあります。 うまく使えば、メモのフォルダ分けをする必要がなくなるのがメリット。また、1つのメモを複数の用途で参照する際などには、Aの用途のタグと、Bの用途のタグを付けておくことで、それぞれのスマートフォルダから参照することも可能に。 ただし、このあたりについては、まさに「百聞は一見に如かず」といったところ。手順が分かったから使いこなせるというものでもないので、実際にスマートフォルダを作成して慣れていくのが大切です。 タグに紐づいたスマートフォルダを作成する手順は、フォルダの一覧画面で、左下のフォルダの新規作成アイコンをタップ。次画面でフォルダ名を入力し、「スマートフォルダに変換」をタップ。「タグ」の欄から、振り分けたいタグを選択しておきましょう。
5. PDFを管理
メモアプリ内では、PDFデータを管理できます。ソフトウエアキーボードのすぐ右上に表示される「+」をタップし、クリップのアイコンを選択しましょう。 このとき、「ファイルを添付」を選択すると、iOS標準の「ファイル」アプリが表示されるので、そこからメモに貼り付けたいPDFファイルなどを選択すればOKです。 また「書類をスキャン」を選択した場合には、カメラが起動。所定の手順でスキャンしたデータをPDFとしてメモ上に保存できます。 ちなみに、添付したPDFの表示形式が「中」か「大」になっている場合、メモアプリ上でPDFの内容がプレビューされます。複数ページがあるデータでは、左右スワイプでページのスクロール切り替えも可能です。また、メモアプリ内から直接クイックルック機能でPDFを全画面表示し、マークアップを加えるような操作にも対応しています。 また、9月にリリースされたiOS 18.0では、メモアプリにおいて、見出しの折りたたみや、手書き計算の自動算出なども使えるようになっています。 これらは以下の記事にて紹介しているので、興味があれば併せてチェックしてみてください。
<文/井上 晃>