多すぎる掲示板の理由はポスター枠が足りなくなる恐れ… 兵庫県知事選告示 過去最多7人の立候補者の訴えは
31日告示された、兵庫県知事選挙。 用意されたポスターの掲示板は1枚、2枚、3枚も!? なぜ、こんなに多くの枠を用意したのだろうか。 【写真】立候補した7人の訴えは 兵庫県選挙管理委員会 細川敬太書記長:とある政治団体の方から急きょ立候補者数を10人擁立するというようなお話を事務局がいただきましたことから、(ポスター枠を)24にすると決定いたしまして。その政治団体の方が10人の候補者の擁立をやめると発信されているのを確認したところでございますので。 最終的に立候補したのは7人で、ポスター枠が足りないという事態は避けることはできた。 選挙戦初日。候補者たちは、まず何を訴えたのか。
■前参院議員の清水貴之さんは「混乱、様々な断裂を解消していく」
前参院議員の清水貴之さん(50)。 無所属・清水貴之候補(50):まずはこの半年間生まれてしまった混乱、そして様々な断裂、こういったものを解消していくそのために全力を尽くしたいと思っています。まずはこの混乱を何とかする。これが今回の選挙戦の一番大きな争点だと思っています。
■前尼崎市長の稲村和美さんは「職員が本来の力を発揮できる県庁に回復させる」
前尼崎市長の稲村和美さん(52)。 無所属・稲村和美候補(52):皆さまと共に、今こそ、今度こそ、新しい兵庫をつくりたい。まず何よりも県庁をしっかり仕事ができる県庁に。職員が本来の力を発揮できる県庁に回復させる。
■前兵庫県知事の斎藤元彦さんは「もう一回、チャレンジをさせていただきたい」
前兵庫県知事の斎藤元彦(47)さん。 無所属・斎藤元彦候補(47):今回の文書問題で県民のみなさんに多くのご心配、そして『県政大丈夫か』という言葉を抱かせてしまったということは大変申し訳ないと思っています。それでもやっぱりもう一回チャレンジをさせていただきたい。
■病院院長の大澤芳清さんは「職員と話し合って、県政を運営。公益通報制度を外部に」
病院の院長の大澤芳清さん(61)。 無所属(共産党推薦)・大澤芳清候補(61):私、大澤芳清は、混乱を正して県政を正常化します。まず何より職員と話し合って県政を運営します。公益通報制度を外部につくります。
■レコード会社経営の福本繁幸さんは「介護施設の充実などやっていきたい」
レコード会社経営の福本繁幸さん(58) 無所属・福本繁幸候補(58):この知事選で大きな変化が起こります。長が変われば、県はよくなります。老人介護、高齢者支援なども含め、介護施設の充実など、色々やっていきたい。