冬休みを前に、未成年の若者らが犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、大阪・ミナミのグリコの看板下のエリア、通称「グリ下」周辺で警察が一斉補導を行いました。 　大阪府警は１２月２０日夜から２１日朝にかけて、大阪・ミナミのいわゆる「グリ下」などで一斉補導を行い、１５歳から１８歳までの男女１４人を補導しました。中には中学生や、滋賀県など他県から来た少年少女らもいたということです。 　警察によりますと、今年１月から１０月末までにグリ下周辺で補導されたのは約２００人で、性犯罪など事件に巻き込まれたケースも確認されていて、警察が警戒を強めています。 　（大阪府警少年課　古江正和少年補導官）「犯罪者にも被害者にもならないよう、誘惑に負けずルールを守って冬休みを安全に過ごしてほしいと思います」