CLがイスラム国に狙われる? 4会場へのテロ行為を予告…警備を強化し試合は開催へ
9日から準々決勝がスタートするチャンピオンズリーグ(CL)だが、開催スタジアムがテロリストに狙われているという。 イギリス『BBC』やスペインの複数メディアによると、イスラム国(IS)が9日、10日にCLの準々決勝が行われるスタジアムへ攻撃すると予告を出しているという。 9日には、スペイン・マドリードのサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーvsマンチェスター・シティ、イギリス・ロンドンのアーセナル・スタジアム(エミレーツ・スタジアム)でアーセナルvsバイエルンが開催。10日には、フランス・パリのパルク・デ・プランスでパリ・サンジェルマン(PSG)vsバルセロナ、スペイン・マドリードのエスタディオ・メトロポリターノででアトレティコ・マドリーvsドルトムントが行われる。 欧州サッカー連盟(UEFA)はこの予告については認識しているとのことだが、マドリード、ロンドン、パリの3つの都市で行われる4試合に関しては予定通り開催するという。 フランスのジェラルド・ダルマナン内務大臣は、スタジアムの警備をかなり強化し、安全対策を講じるとのこと。「念のため申し上げると、ISはわずか10日前にミュンヘンのスタジアム写真を共有し、サッカーの試合を開催するスポーツ会場に対して行動を取ると述べたが、あらゆるスポーツが標的になる可能性がある」とコメント。「チャンピオンズリーグがいかに重要であるかを考えると、それはフットボールのためであり、我々はもちろんパートナーと話をしている」とコメントした。 2試合がマドリードで予定されているスペインのピラール・アレグリア スポーツ大臣は「2000人以上の警察官と民間警備員が配備される」と、こちらも警戒を高めているとのことだ。
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