今季こそトッテナムに“タイトル”を! 2年目を迎えるスパーズの司令塔の思い 「近年の歴史を変え、トロフィーを獲得しようとするのが我々の義務だ」
今節はアーセナルとの大一番
トッテナムに所属するMFジェイムズ・マディソンはタイトルへの熱い気持ちを語った。英『Evening Standard』が報じている。 トッテナムは2008年にリーグカップ(当時カーリングカップ)を獲得して以降、タイトルからは遠ざかっている。2018-19シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝まで進むも、リヴァプールに敗戦し、またしてもタイトルに手が届かなかった。 そんなタイトルにあと少し届かない状況が続いているトッテナムだが、マディソンはアンジェ・ポステコグルー体制2年目を迎える今シーズンこそ、タイトルと無縁の時代に終止符を打てると自信を持っている。 「この件についてはメディアでよく取り上げられているし、トロフィー獲得という点ではトッテナムの名に少し汚点がついた。それは我々の責任だ。近年の歴史を変え、トロフィーを獲得しようとするのが我々の義務だ。クラブはトロフィーを獲得する必要がある。この規模と質のクラブならトロフィー獲得のために戦うべきだが、ヨーロッパリーグ、カラバオカップ、FAカップ、プレミアリーグとチャンスは十分にある。願わくば、そのうちの1つで優勝ができればいい。キャリアのすべてが終わったとき、これまで勝ち取ったものを振り返るものだ」 2年目のポステコグルー・トッテナムには大きな期待が寄せられており、今夏にはドミニク・ソランケを始めとした積極補強も行った。ここまではリーグ戦で1勝1敗1分となっており、ロケットスタートを決めた昨シーズンのようには行っていない。 そんななか、今週末にはアーセナルとのノース・ロンドン・ダービーを迎える。トッテナムのホームで行われるこのダービーで優勝候補アーセナルを撃破できれば、勢いに乗ることもできるかもしれないが、勝ち点3を獲得することはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部